韓国の結婚式
韓国では、結婚式の1ヶ月ほど前に「野外撮影」を行います。日本でいう結婚写真撮影なのですが、韓国では写真集を作るのが一般的で、公園やスタジオでモデル並みのポーズを取り、何枚も撮影します。
韓国ではより多くの人に祝福されることが良しとされているので、招待客の数は多く、招待されていない人でも参加することができ、式の後は披露宴会場へ移動し食事となります。
式の後、伝統儀式「ペベク」が行われます。かつてはお互いの実家を行き来して行っていた儀式ですが、最近では披露宴会場で行われることが多いようです。
新郎新婦は韓国の伝統服「韓服(ハンボク)」に着替え、まず新郎の両親の元へ、その後新婦の両親の元へ行き儀式を行います。
子宝に恵まれるようにと、両親が投げる栗やナツメを白布や新婦のスカート「チマ」で受け取ったり、感謝の意味を込めて新郎が母親をおんぶしたりします。
その後、新郎新婦は新婚旅行に旅立ちます。韓国でもご祝儀を渡しますが、日本のようにお祝いのお返しや引き出物はありません。